県民が主人公の岐阜県政をつくる会
2025年1月26日投票
岐阜県知事選挙の取組みについて(総括)
◆選挙結果
<投票率 36.21%(前回48.04% 前々回36.39%)>
和田れいこ;135,224票(23.655%←前回6.32%)
江崎よしひで;436,418票(76.3%)
「主人公の会」として、11月26日の総会で、産業カウンセラーの和田れいこさんの擁立を決めました。候補者を擁立してたたかったからこそ、中央言いなり、無駄な公共事業などの実態が明らかになりました。借金に借金を重ね岐阜県の借金は1兆7千6百億円にもなっています。候補者の街頭宣伝を聞いていただいた方々から「分かりやすい、上手だね」「運動してきた人だから信頼できる」「困っている人や悩んでいる人の話を聞く産業カウンセラーというのもいいね」と支援をいただきました。選挙事務所は、各団体から寄せられた要求の壁紙でいっぱいになりました。
「主人公の会」の政策パンフづくりは、参加各団体に原稿依頼し作成しました。各団体が国や県・市町村に要望・請願を行ってきた取組みの集大成です。県民の声を集めた手作りです。誰か一人が考えて作った政策ではありません。不十分な分野もありましたが、具体的で切実な政策を作り上げました。選挙中にも要望(Fax、手紙など)があり、「補聴器補助」「物価高騰対策」「公的タクシー・『バラ・タクシー(神戸町)』」「ジェンダー平等推進」など街頭宣伝で訴えました。
今回、SNS対策はかなり充実したものになりました。「主人公の会」として対策チームを立ち上げました。30~40才代の若者を中心に、10人近くのチームができました。候補者本人や事務局との打ち合わせも次第に軌道に乗り充実したものになりました。今後の大きな財産になりました。HPは4年後を目指して残し、随時改訂できればと考えています。各団体の取り組みもSNSに載せたいと思います。SNSを作る側の奮闘に応える、視聴する側・拡散する側の対策を広げなければなりません。ほとんどのSNSで「和田れいこ」「主人公の会」の検索で見ることができます。SNSと学習と集会と街頭宣伝・チラシなどと対話が相まって大きな効果を生むのではないでしょうか。
新聞5社、NHK、岐阜放送、市民団体からアンケート・対談・取材・公開討論会の要請があり、候補者と政策担当2人で対応しました。「主人公の会」の政策パンフの内容が和田さんの発言を支えていました。対談は、岐阜県では初めてのことですが、政策の違いが明らかになりました。江崎氏が、学校給食の無償化や18歳までの医療費の無料化にも消極的で、リニアや木曽川水系連絡導水路事業(2270億円、県負担75億円)は推進、とはっきり言いました。さらに、病院の統廃合中止や「先生が足りない」と訴えても教員増が必要だとは言いませんでした。
この選挙戦で明らかになった課題に対して、江崎氏が知事として今後どんな発言をし、対応されるかを見極めてながら、「主人公の会」としても、さらに県政に要望を出していきます。
県民の皆様には、これからも「県民が主人公の岐阜県政をつくる会」へのご支援をよろしくお願いいたします。